歴史(歩み)

宗学研究所

昭和29年

曹洞宗宗学研究所設立。
衛藤即応師が初代所長に就任。

昭和30年

所員が4名となり、駒澤大学構内の一室にて研究活動を開始。
山田霊林師が副所長に就任。

昭和31年

3月1日 『宗学研究』第1号発行。

昭和33年

駒澤大学教務課長が幹事を兼任、所員の研究期間が3年に延長され、大学院修士課程修了者がただちに入所可となる。
保坂玉泉師が所長に就任。
藤田俊訓師が副所長に就任。

昭和34年

榑林皓堂師が主任教授となり伝統宗学の参究を中心とすることが改めて強調される。

昭和35年

水野弘元・岡本泰光の両師が教授となり研究所の性格も幅広いものとなる。
1月26日 『宗学研究』第2号発行。

昭和36年

所員の任期が5年まで認められ、春・秋の眼蔵会、成道会にちなむ摂心会に参加するようになる。
3月10日 『宗学研究』第3号発行(以後、毎年刊行)。

昭和39年

駒澤大学の拡張に伴い、新館(6号館)が建設され、研究所が同館の中に移転。
設立10周年記念講演として西尾実氏を招き、「中世文化に及ぼせる禅の影響」を開催。
山田霊林師が所長に就任。
田中栄道師が副所長に就任。

昭和43年

榑林皓堂師が所長に就任。
舘天山師、藤田俊訓師が副所長に就任。

昭和44年

入所資格を「修士課程修了者あるいはそれと同等以上の学識を有するもの」とし、すでに大学講師となった元所員も入所させ、当時在籍の所員を旧制所員として、体制を改める。
第15回宗学大会を記念して玉城康四郎氏を招き、特別講演・シンポジウム「宗学と現代」を開催。

昭和45年

増谷文雄氏を招いて、特別講演「道元禅師を想う」、並びに第2回シンポジウム「宗学と現代」を開催。

昭和48年

曹洞宗宗学研究所創立20周年にあたり、瑩山禅師650回忌大遠忌奉讃として、11月に田島柏堂氏、鈴木奏山氏による記念講演を開催、宗学大会も「瑩山禅師に対する諸問題」という統一テーマのもとに開催。
研究所が旧駒澤大学図書館に移転。

昭和49年

研究所が駒澤大学禅研究館2階に移転。
宗学大会は「禅における戒とその諸問題」を中心として開催。

昭和50年

51年から54年までは、所長・副所長・幹事のみで研究活動は休所状態であったが、宗学大会は毎年継続開催された。

昭和51年

懐奘禅師を中心とした発表がなされ、『宗学研究』22号は「永平寺二祖道光普照国師700回大遠忌奉讃」特輯号となった。
岡本素光師が所長に就任。
水野弘元師、櫻井秀雄師が副所長に就任。

昭和53年

大久保道舟師が所長に就任。
若月正吾師が副所長に就任。

昭和55年

研究所が研究員を受けいれ、再始動。

昭和57年

教化研修所と合同主催で特別企画シンポジウム「授戒の現代的意義」を開催。

昭和58年

駒澤大学中央講堂において鏡島元隆氏による記念講演「宗学の課題」を開催した。
鏡島元隆師が所長に就任。
阿部肇一師が副所長に就任。

昭和61年

平井俊榮師が副所長に就任。

平成5年

『道元思想のあゆみ』3冊(吉川弘文館)刊行。
阿部肇一師が副所長に再任。

平成6年

奈良康明師が副所長に就任。

平成7年

『道元引用語録の研究』(春秋社)刊行。
櫻井秀雄師が所長に就任。
松田文雄師が副所長に就任。

教化研修所

昭和30年

9月6日 曹洞宗教化研修所設立。
他教団視察、新宗教の研究に取り組む。

昭和31年

研究成果として紀要『教化研修』発行。

昭和36年

教化学大会開催。

昭和40年代

『修証義』問題を軸に、宗学から教化をいかに演繹してくるか、継続的な研究がなされ、『教化研修』8号、24号において特集される。

昭和41年

教化研究部門が新設された。

昭和50年代

全宗門あげた重点教化施策「総授戒運動」の推進に協力すべく、宗学研究所と合同で理論的根拠と現代的意義を総合的に研究され、『授戒会の研究』の出版につながる。

昭和60年代

創立30周年を迎え、「現代における精神の危機と救済」をテーマとした、調査・特別講義・シンポジウムを順次実施。

現代教学研究センター

昭和63年

第63回通常宗議会における楢山大典総長の演説にて、「曹洞宗現代教学研究会」発足の基本的姿勢が示される。

平成元年

「曹洞宗現代教学研究会」発足。
初代会長に松田文雄師が就任。

平成2年

シンポジウム「建前と現実の狭間で」開催(平成3年3月刊行)。

平成4年

シンポジウム「ことばと差別」開催(平成5年2月発行)。

平成6年

駒澤大学耕雲館内に「曹洞宗現代教学研究センター」設立。
初代所長に櫻井秀雄師(駒澤大学総長と兼任)、副所長に奈良康明師が就任。
第72回通常宗議会における伊東盛熈総長の演説で、宗学研究所・教化研修所・現代教学研究センターの三機関を統合するための準備委員会を編成することが表明される。
6月 「戒名の意味と機能」を内局に答申。
12月 「オウム真理教Q&A」を内局に答申。
この成果は平成7年1月『曹洞宗報』の別冊として全寺院に配布。

平成8年

曹洞禅ネット開設に際し、現代教学研究センターがプロジェクトを始動。
後に宗務庁職員と研究員によるプロジェクトチームが再編成され、共同で運営する仕組みを作っていた。
「寺族喪儀法の研究」を内局に答申。
環境問題に関する研究の成果として、漫画『みどりはみんなの仲間』、『グリーンプラン行動のためのQ&A』を作成。
グリーンプラン運動の一環として全国宗門寺院を募って、酸性雨調査の実施に際し、計画の立案と実施に協力。

曹洞宗総合研究センター

平成10年

4月 宗学研究所・教化研修所・現代教学研究センターの三機関を統合し、『曹洞宗総合研究センター』を発足。
初代所長に櫻井秀雄師が就任。
「現代に問われる葬祭の意義」をテーマとしたオープンフォーラムを開催。
10月 「脳死と臓器移植問題に対する答申書」を内局に提出。
答申は平成11年『曹洞宗報』3月号の付録として全国寺院に配布。

平成11年

奈良康明師、松田文雄師が副所長に就任。

平成12年

奈良康明師が所長に就任。

平成14年

『曹洞宗報』の「総研だより」に隔月連載で、現代の先端医療と生命倫理に関わる様々な問題について「生命倫理のキーワード」と名付けた情報発信を行なった。(平成14年1月~平成17年3月)

平成15年

共同研究の成果として、『葬祭―現代的意義と課題―』を発行。
オープンフォーラムの記録も逐次小冊子として刊行。
田中良昭師、松本健雄師が副所長に就任。

平成16年

「葬祭問題」研究プロジェクト発足。

平成17年

宗学研究所設立50周年記念号として『宗学研究紀要』(18号)が刊行される。
田中良昭師が所長に就任。
4月 宗務庁第3分館に移転。
『葬祭―現代的意義と課題―』刊行記念のシンポジウムを開催。

平成18年

6月 『曹洞宗報』で、「葬祭問題」研究プロジェクトによる「葬祭儀礼と民俗」の隔月連載が始まる。

平成20年

3月 共同研究の成果として『僧侶―その役割と課題―』を刊行。
「祈りの集い-自死者供養の会」を開催。

平成21年

6月 池田魯參師が所長に就任。
志部憲一師が副所長に就任。
『曹洞宗総合研究センター報』創刊号を刊行。
「宗教法人の公益性」についての講演会を開き、内容を講演録として、全寺院に配布。

平成22年

2月 「こころの問題」研究プロジェクトの成果刊行物として、『宗侶養成テキスト-人びとのこころに向き合うために-【学科編】【実践編】【資料編】』を刊行。

平成23年

10月 第13回学術大会において「東日本大震災をうけて、今私たちに何ができるのかを考えるシンポジウム」を開催。
宗侶と寺族の情報誌『kuu:』創刊号を刊行。

平成25年

第112回通常宗議会における通告質問をうけ、「宗教と法律」研究プロジェクトが発足。

平成26年

大谷哲夫師が所長に就任。
峨山禅師650回大遠忌記念シンポジウム「峨山禅師の禅風とその相承―人材育成の先達に寄せて―」を開催。

平成28年

3月 宗学研究60周年記念号として『宗学研究紀要』(28・29号)が刊行される。

平成29年

宗侶と寺族の情報誌『kuu:』が7号をもって、作成休止。

令和元年

志部憲一が所長に就任。
曹洞宗総合研究センター発足20周年記念シンポジウムとして「食~禅に学ぶ~」を開催。

令和2年

時代の情勢に鑑み、現代教学研究部門を廃し、未来創生研究部門・近現代教団研究部門を新設。